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高千穂峡の遊歩道を徹底散策!大橋駐車場(無料)からのアクセス方法や詳細を解説!

高千穂峡の真名井の滝

観光地として毎年多くの観光客で賑わう、神が住まう町“高千穂”は神秘的で幻想的な大自然が魅力の一つです。

中でも一番の名所は国の名勝・天然記念物にもなっている「高千穂峡」です。

その昔阿蘇山から噴出した溶岩流が五ヶ瀬川を通ることによって急速に冷え固まり、侵食されて出来た峡谷が「高千穂峡」です。

峡谷内には日本の滝百選にも選ばれた「真名井の滝」などがあり、広い範囲で絶景を楽しむことができます。

本記事ではそんな絶景名所の高千穂峡に実際に行き、全体を楽しむことができる遊歩道を歩いてみた感想と高千穂峡の楽しみ方を紹介していきたいと思います。

観光で高千穂峡に来られる方は是非参考にしてください。

目次

高千穂峡の遊歩道をフルで楽しむなら大橋駐車場(無料)がおすすめ!

高千穂峡には日本の滝百選に指定されている名瀑「真名井の滝」から、上流1kmの間に絶景を楽しむことができる遊歩道が整備されています。

その1kmの間に3つの駐車場がありますが、今回は無料で利用できる大橋駐車場からスタートします。

大橋駐車場は高千穂大橋のたもとにあり、遊歩道の入り口がある駐車場です。

高千穂峡には大橋駐車場以外に2つの有料駐車場がありますが、大橋駐車場は高千穂峡のメインとも言える「真名井の滝」から1kmと一番遠い駐車場です。

一番遠いですが無料で車を駐車することができ、そして高千穂峡の遊歩道を上から下まで隅々まで楽しむことができます。

片道1km往復2kmの道のりを歩く自信があるかたや、高千穂峡をしっかりと堪能したいという方にお勧めです。

高千穂峡の絶景をすべて楽しめる?約1kmの遊歩道を歩いてみた

今回は上述した高千穂峡の遊歩道を実際に歩いてみました。

行ってみるまでは結構キツいかな~と思っていたのですが、神秘的な大自然に感動して全く疲れ知らずでした。

高千穂峡の遊歩道を歩くにあたってポイントがいくつかあります。

  • 歩きやすい靴を着用する
  • 暑い時期は水分補給をこまめに
  • キツいと思ったらすぐに休憩
  • 持ち物は最小限に

靴は必ず歩きやすいもので行きましょう!

特に女性はヒールのある靴などはとても危険です。

あと前日に雨が降っているときは道がぬかるんで靴が汚れる可能性もあるのでおしゃれ靴ももったいないと思います。

汚れてもいい運動靴などがオススメです。

自販機などもないので暑い時期などは水筒やペットボトルを持って行くといいでしょう。

遊歩道は整備されている場所もありますが起伏が激しいのでキツくなったら早めに休憩してください。

荷物はできるだけ少なめにして、持ち物はリュックなどに入れて手があくようにしたほうがいいです。

途中フォトジェニックなスポットがたくさんあるので、スマホやカメラがすぐに手に持てるようにしたほうが良いですね!

それでは実際に遊歩道を歩いてみた様子を写真多めで解説していきたいと思います。

高千穂峡のガイドマップ

高千穂峡マップ

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こちらのガイドマップの赤い線が遊歩道です。

大橋駐車場のすぐそばに入口があって、高千穂峡の碑がゴールとなります。

大橋駐車場(無料)に到着

高千穂峡の大橋駐車場

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大橋駐車場に到着。

駐車場からは神都高千穂大橋(しんとたかちほおおはし)が見えます。

この日は天気が良かったのでとても迫力がありました。

大橋駐車場にはトイレや食事処があるので休憩することもできます。

そして案内所もありそちらで高千穂峡ガイドマップがもらえるのでもらっておきましょう。

高千穂峡遊歩道の入り口

高千穂峡の遊歩道入口

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こちらが大橋駐車場のそばにある遊歩道の入り口です。

遊歩道を降りるとまずは階段が続きます。

遊歩道の階段

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紅葉の時期になると周りの木々が赤く染まってきれいな道になります。

高千穂峡のモミジ

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今回は11月の初旬だったためまだ紅葉は見頃ではなかったですが11月中旬ごろに行くと写真のような真っ赤なモミジが沢山見れます。

あららぎ駐車場(300円)に到着

あららぎ駐車場

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遊歩道を歩いているとあららぎ駐車場の裏あたりに出てきます。写真があららぎ駐車場の裏です。

ここから出て右側に行くとあららぎ駐車場があります。

あららぎ駐車場に車を停めた場合はこちらからスタートになります。

しかし大橋駐車場からあららぎ駐車場は、すぐに到着するぐらい近いので距離的にはあまり変わらないですね。

高千穂大橋

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ここでは高千穂大橋を下から眺めることができます。

神都高千穂大橋よりかは少し小さいですがこちらも十分に迫力があります。

石橋でできた神橋

高千穂峡の神橋

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あららぎ駐車場のすぐそばには石造りの神橋があります。

ここからの景色もとてもキレイです。

神橋から下流の景色

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↑神橋から下流を写した写真です。

川幅が狭く谷が深いです。

神橋から上流側の景色

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↑少し下ると高千穂大橋と神橋の2橋を見ることができます。

長い年月を経てできた甌穴

高千穂峡の支流

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神橋から少し下ると高千穂峡に流れ込む小さな支流があります。

小さなといっても結構な水量です。

この支流には長い年月を経てできた甌穴があります。

高千穂峡の甌穴

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↑写真では少しわかりにくいですが、川の中に穴が開いているのが見えると思います。

甌穴は川の流れと石によってできた自然の形です。

https://happylife-yokolab.com/miyakonojo-sekinoonotaki/

上記の記事内のように都城市の関之尾滝でも同じものが大規模に見ることができます。

作られた時代の違う3つの橋

高千穂峡の三橋

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支流から少し下ったところで上流を見上げると、高千穂三段橋を見ることができます。

平成に作られたコンクリート製の“神都高千穂大橋”

昭和に作られた鉄骨製の“高千穂大橋”

大正に作られた石造りの“神橋”

3つの時代と素材の違う橋を同時に見ることができるのはここだけです。

この景色は峡谷の雄大な景色にマッチしてとても良かったです。

※神橋は最初に作られたときは木造りだったそうです。しかし水害で流されてしまったため昭和22年11月に石橋として新しくかけられたそうです。なので正確には2つの時代ですね。

槍飛橋

槍飛橋

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高千穂三段橋から少し下ると槍飛橋という小さな橋があります。

ここは高千穂峡の中でも一番川幅の狭いところです。

槍飛橋の案内板

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昔の人はここを飛び越えたというからすごいです。

失敗して落ちた人もいるそうですが簡単に飛び越えれる距離ではありませんでした。

槍飛橋から上流の景色

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↑槍飛橋から上流を見たところ。狭いといってもこの広さです。

槍飛橋から下流の景色

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↑下流側を見ると高千穂峡を形成している柱状節理が見えてきます。

高千穂峡の真名井の滝の手前

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↑遊歩道を下っていくと川幅が広くなってきて遠くには“真名井の滝”が見えてきます。

高千穂峡の柱状節理

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↑先ほど槍飛橋から見た柱状節理を下流側から見たところ。

実際に見るととても高くて迫力があります。

高千穂峡の支流

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途中にある支流もとてもきれいな水が流れていました。

蜂に注意の看板

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蜂に注意の看板があったので夏などは注意しましょう。

鬼八の力石

高千穂峡の鬼八の力石

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遊歩道沿いに大きな岩の塊が見えてきます。

こちらは“鬼八の力石”といいます。

鬼八の力石の案内板

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鬼が投げた石という伝説です。

重量200トンって想像もつきません。

真名井の滝の滝見台

いよいよ高千穂峡の遊歩道でメインスポットでもある滝見台です。

滝見台からは真名井の滝を一望できます。

高千穂峡の真名井の滝

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日本の滝100選にも選ばれている“真名井の滝”は約17mの高さから落ちるその風景がとても神秘的です。

今回は貸しボートがオープンする前の時間に行ったのでボートも一隻もなくとても良い景色でした。

滝見台から見る真内の滝は空気の澄んでいる早朝がおススメです。

真名井の滝スローシャッター

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↑スローシャッターで撮影してみました。幻想的な雰囲気になります。

高千穂峡の貸しボートの準備

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滝見台の手前では貸しボートオープンのための準備をしてました。

ボートの水流を使って落ち葉を隅っこに移動させるという高等技術でした(笑)

真名井の滝の近くの巨大な柱状節理

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滝見台の対岸には巨大な柱状節理が見れます。

これが自然にできたというのは本当にすごいです。

高千穂峡の七ツヶ池

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滝見台の後ろ側には七ツヶ池があります。

七ツヶ池の案内板

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上流にもあった甌穴と同じで7つの穴が連結して池が形成されています。

とても水が澄んでいました。

おのころ池とおのころ島

滝見台のわきにある階段を上るとおのころ池の前にでてきます。

高千穂峡のおのころ池

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おのころ池の中心にはおのころ島があります。

高千穂峡のおのころ島

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おのころ島は神話で、イザナキとイザナミが結婚式を挙げた地ともいわれています。

2神がもつ「天の沼矛」の先からしたたり落ちたしずくが固まってできたと伝えられています。

高千穂峡のチョウザメ

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池の中にはチョウザメやコイなどがいます。

高千穂峡のエサやり

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エサやりができたのでやってみたのですがチョウザメもコイも全くよってこないうえに目の前にエサを落としても全く見向きもしてくれませんでした()

ゴールは高千穂の碑

高千穂峡碑

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遊歩道のゴールはとても大きな“高千穂峡の碑”です。

ここまでで遊歩道の散策は約30分ほどでした。

行きは全く疲れ知らずでしたが帰りを考えるとちょっと辛くなりますね(笑)

しかし帰りは舗装された道を通って帰ることもできるので今回はそちらを通って大橋駐車場に戻りました。

帰りは景色を楽しみながら歩くわけではないのでおよそ15分ぐらいで戻れたと思います。

高千穂峡の遊歩道へのアクセス方法&詳細

高千穂峡へのアクセスは自家用車もしくはバスやタクシーとなります。

延岡市から高千穂峡へ向かう間に北方延岡道路が開通したこともあって、宮崎市内や隣県の大分県からのアクセスがとてもよくなりました。

高千穂町で宿泊するのもおすすめですが、宮崎市内に宿泊して高速バスなどで高千穂観光に行くのもおすすめです。

自家用車で行く場合のナビ設定は真名井の滝のそばにある高千穂峡淡水魚水族館(TEL:0982-72-2269)を設定すると良いです。

名称 高千穂峡
住所 〒882-1103 宮崎県西臼杵郡高千穂町向山
お問い合わせ先 一般社団法人高千穂町観光協会 0982-73-1213
お問い合わせ受付時間 8:30~17:30
入場料金 無料
駐車場 有り
①御塩井駐車場(500円)
②あららぎ駐車場(300円)
③大橋駐車場(無料)
トイレ あり
休業日 なし
ホームページ 一般社団法人高千穂町観光協会

まとめ

高千穂は九州でも随一の観光地です。

年間の観光客数は毎年100万人を越えるほど。

そんな高千穂の中でも高千穂峡は特に人気の観光地です。

まだ訪れたことがない方は九州に来た際にはぜひ、高千穂峡に訪れてみてください。

神秘的な大自然に感動すること間違いなしです。

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この記事を書いた人

海が大好き海男です!

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