ただいまとんでもない睡魔と格闘中の海男です。
宮崎県の中でも全国屈指のドライブコースと言われる日南海岸ですがその中でも特に堀切峠はとてもキレイ景色を楽しめます。
そんな堀切峠の絶景に似つかわしくない物があるのをご存知ですか?
そうです、あの2本の棒です。
今日はその堀切峠にある2本の棒について調査していきたいと思います。
ちなみに日南海岸の絶景ドライブコースのおすすめランチはこちらです。
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堀切峠は日南海岸ドライブコースのどのあたり?
堀切峠は市街地から30分ほど国道220号を走ると出てくる峠が堀切峠です。
ちょうど国道220号から海岸沿いの県道377号にでる峠のところです。
立派なフェニックスと共に建つ堀切峠の看板が目印です。
海をバックに堀切峠の看板とフェニックスと一緒に写真を撮るのが定番ですね。
海岸に刺さる2本の棒とは?
堀切峠に行ったことがある方は目にしていると思いますが、海に2本の棒が刺さってるんです!
それがこちら
いかがですか!?
せっかく綺麗な絶景の中に似つかわしくない2本の棒。
気になりますよね?
僕はとても気になっていました。
結構離れているのにここまで大きく見えるということは、2本の棒はかなりの大きさと思われます。
日南海岸に刺さる2本の棒は船の残骸だった!
そうなんです!
2本の棒は海岸に座礁した船の残骸でした。
詳しく説明すると、2010年10月24日に無人の浚渫(しゅんせつ)船が堀切峠の天然記念物【鬼の洗濯板】に座礁したそうです。
浚渫(しゅんせつ)船とは港などの湾内の海底にたまった土砂等を取り除く船です。
そんな浚渫(しゅんせつ)船を泊めていたワイヤーロープが外れたそうで、8時間も無人で漂流したのちに座礁したそうです。
座礁した当時は船体もしっかり見えるほどの船だったそうなのですが、一度撤去を試みて10mほど沖に動かせたけど船体に海水が入ってしまいそのまま沈んでしまったそうです。
その後は徐々に船体だけが腐食しこの2本の棒のみが残ったそうです。
その後も撤去を試みたそうなのですが難しかったそうで、今もなお2本の棒はしっかりと残った状態というわけです。
堀切峠からの景観が悪くなるので、僕としては撤去したほうが良いのではと思うのですが、そう簡単にはいかないみたいですね。
堀切峠のさらに南に1kmほど下ったところにある、道の駅フェニックスではぎりぎり見えないので一安心です。
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まとめ
堀切峠から見える2本の棒は座礁した船のパーツでした!
調べてみてびっくりな結果でしたね。
船が座礁した後は残ってしまった船体のせいで、宮崎名物でもある伊勢海老の漁ができないと宮崎漁協組合が浚渫船の会社を訴訟しているみたいです。
なんとも困ったことですね。
いつか2本の棒が撤去されて、昔ながらの綺麗な景観の堀切峠に戻ってほしいものですね。
それではまた
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